症状別部位別診断
胆石症検査
胆石症とは、胆汁の成分が固まって、胆嚢内に石のようになって貯まった状態をいいます。胆石をもつ人は年々増加しており、特に中高年の女性に多くみられます。


線
 
症状

みぞおちから右上腹部の激しい痛みがあります。
もっとも特徴的なものは、食後30分〜2時間に起こる鋭い痛みで、「胆石発作」と呼ばれています。

・発熱します。
胆石発作が続くと胆汁の流れが悪くなり、細菌感染がおこり、高熱・右 上腹部の痛みも持続します。特に高齢者は、このまま放置すると重篤になりやすいので注意が必要です。

・黄疸がでます。
胆石が詰まって胆汁の流れが悪くなったり、総胆管が完全に塞がれますと、胆汁が肝臓に逆流し、胆汁が血液に入り込むため、黄疸(肌が黄色くなる)が生じたり、肝臓の機能が弱ったりします。



線
 
原因

食生活の欧米化、体質などの原因があります。

・コレステロール石:食生活の欧米化により、最近増加傾向にあります。

・色素石:胆汁の流れが悪くなり細菌感染がおこると、胆汁色素と体内のカルシウムが結合し、石をつくります。

<石ができる場所>
1.胆嚢結石 :胆嚢の中にできる石で、胆石の70%〜80%をしめます。
2.総胆管結石:総胆管の中に結石ができるものです。
3.
肝内結石 :肝臓内の胆管にできる石です。



線
 
治療

1.経口胆石溶解法
胆石溶解剤(胆石を溶かす薬)を毎日内服する方法です。
ただし、純コレステロール石に限られ、石の大きさが1センチ以下で、石灰かがないこと、胆嚢に異常がないことが条件となります。

2.体外衝撃波胆石破砕法
強い衝撃波で胆石を砕く方法です。
石の大きさが2センチ以下、数が3個以下、石灰化がなく胆嚢に異常がないことが条件となります。

3.腹腔鏡下胆嚢摘出術
現在、もっともよく行われている方法で、お腹に5ミリから20ミリの孔(あな)を4箇所あけ、内視鏡と手術器具で胆嚢を摘出する方法です。
開腹手術に比べて傷口が小さく、体への負担も軽いので回復が早いというメリットがあります。
手術にかかる時間:およそ、1時間以内。
入院期間:およそ、1週間。
ただし、過去の手術の既往があったり、炎症が強いことが予想される患者さんには、できないことがあります。

4.胆嚢摘出術(開腹手術)
胆嚢炎が強く炎症で癒着がある方、過去に開腹手術の既往がある方、ガンが疑われる方に適応となります。
傷が大きく回復も遅れるため、術後2〜3週間の入院が必要です。




Copyright (C) 2003 All Rights Reserved.
内藤外科胃腸科医院  〒223-0061 横浜市港北区日吉2-9-4 TEL:045-562-2856